フォルクスワーゲン・ポロ GTI セブンティフォ
フォルクスワーゲンのポロは、現行で5代目。初代が75年に登場して、ビートルに替わるフォルクスワーゲン・ニュージェネレーションの末弟として産み落とされた。ゴルフやパサートが脚光を浴びるなか、もっとも簡素でベーシックなワーゲンとして、控えめで目立たない存在。
そんなポロの素性が、ぼくは好き。人々の前に出て、自分の歌や演説を聞かせてみようというタイプではなく、パーティの隅っこで大人しく飲んでいる人に似ている。

そんなポロにGTIが出たとき、ぼくはショックだった。
ポロちゃんにはエレメンタルな存在でいてほしかったんだよぉ。ホットハッチなら、フィアット・ウーノとか、ルノー・サンクターボとか、そんなのに任せておけば良いのによぉ、と思った。
でも…。
GTIのエンブレム。それは非常に重いのだ。
初代ゴルフでベールを脱いだ、フォルクスワーゲン GTIのコンセプト。スーパースポーティなハッチバック。当時のライトウェイトスポーツと呼ばれて、ライバル他社を刺激し、次々とハイパワーコンパクトカーが、世に送り出されるきっかけとなった。ゴルフGTIが、ホットハッチなるカテゴリーを作り出したのよ。
そのGTIがポロにも…。
あの大人しくて、引っ込み思案で、目立たなく、白のソックスと、三つ編みのお下げが、セーラー服によく似合っていたあの娘。急に、スキニージーンズにハイヒール、おへそを出して、ストリート系のファションをして、ヒップの右サイドにはよく光るシンボル「GTIエンブレム」。
ぼくのポロちゃんが遠くへ行っちゃった。そんな気持ちになった。
『シオン、いつも木陰で見てた、シオン、おかしな僕のこと、もう気づいているはずなのに、笑ってしまっても、良いんだよ、シオン、前髪にかくした、シオン、瞳を向けてほしい、白い靴で、駆けてくる、あれは昨日の夢の中…。』沢田聖子・シオン
でも今、ポロのGTIは、まじ格好良い。目つきがキリリと引き締まっている。今時の、つり目系ヘッドライトではなく、四角い目で、真正面を見据えている。時間とともに、思春期を過ぎて美しい女性に成長した憧れの人をみるような気持ち。フォルクスワーゲン・ポロ GTI 74万円也。
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コメント
なんだかポエムなブログですねえ。また来ますね。
投稿者: 梅干マサル | 2007年03月23日 14:28
梅干マサルさま
コメントありがとうございます。またどうぞおこしやす~。
投稿者: P助 | 2007年03月23日 16:51
どうも、6NGTI('01 銀)乗りのbonpataです。コメント返しです。
Poloに、「シオン〜〜♪」の姿を見るP助様。その詩的創造力に感動しつつ、……しかしそれよりもその世代的な親近感で……感動いたしました。
乗っている身からいうとですね。
(私の乗り方の問題なんですが)
男子なんですよねぇ……。ほないくで〜〜〜ぶばーん!みたいな。あああ、詩的世界が壊れていく。すみません。
ボディサイズとエンジンパワー、これほどのバランス、ジャストサイズと言えました。私にとって。残念なことに、今のVWにそれを継いでくれるクルマが一つもないわけで。私の次期FX選びは混迷を極めておるわけであります。
また遊びにきます。
投稿者: bonpata | 2007年03月27日 10:12
bonpataさま
ご訪問&コメント、ありがとうございます。6NのGTIは男子ですね!ぼくもそう思います。あと、よく感じるのは、6NGTIにお乗りの方は、相当、目が真剣です。ドライビンググローブとかしちゃっている人をよくみかけて、凄いと思います。VWのニューモデルは、どんどん大きく、背高になってきていますからね。6NGTIのフォルムは不滅です。ニューシロッコ辺りが期待できそうですが、サイズはとても大きくなっちゃいそうですね。銀のGTI、ずっとお乗りになってはいかがでしょうか〜。
投稿者: P助 | 2007年03月27日 10:46