VW 売上げ好調でござる
VW社(独)は1,000億ユーロの売上高を達成したんだと。史上、最高額なんだと。営業利益が44億ユーロだそうだから、利益率は4%ぐらい。昨年より倍増したというのだから立派なんだろうと思う。企業の存在目的は、利益を出すこと。なんだかんだ言っても、儲かっていなきゃ「何やってんだよお」と株主に怒られちゃうんだからね。
そう言えば、昨年の9月頃だったか、VW社は生産の合理化、組織のダウンサイジングを行った。そのリストラがあって、今の利益を生んだのなら、あの策は功を奏したのだと思う。当時は、複雑な思いを抱いて見ていた出来事だったけれど、それは自分が雇われ人の立場だから。もし自分が、ビジネスを所有しているとしたら、利益を最大化するために、どんなに非道いと思われるアイディアであったとしても、一度はテーブルの上に載せて、真剣に検討するだろう。
しかし思えば、リストラを敢行したピシェツリーダー氏は、フェルディナンド・ピエヒ会長との確執から、2006年末でVW社を去っているから、彼は、この売上げ増大のニュースを聞いて、どんな思いなんだろう。きっと複雑な気分なんだろうなあ。大企業の社長だと言っても、所詮、雇われ人の一人に過ぎないんだよね。
ピシェツリーダーさんは、利幅の大きなクルマを売って稼ぐことを信条としていたようで、彼がBMW出身だと聞いたときは、なんか納得した。ゴルフにしても、パサートにしても、トゥアレグにしても、50年前のフォルクスワーゲンの哲学からすれば、考えられないほど贅沢な存在じゃない。ビジネスとしては正解だと思う。だけど、小型車を得意としたワーゲンのイメージが変わって行っちゃうことに、一抹の淋しさを感じちゃうの。
ワーゲンファンのひとりとして、VW社が好調であることは、素直に嬉しい。ますます魅力的な自動車を作ってくれることを期待してる。大きなサイズのワーゲンも嫌いじゃない。もしぼくがミリオネアだったら、フェートンに乗って、東京と大阪を週に3回は往復したい。街乗り用には、ルポGTIが欲しい。5月になれば、友達をおおぜい誘って、ニューマイクロバスでキャンプに行きたい。秋になったら、イオスの屋根をラゲッジに収めて、女神湖を目指し、ビーナスラインを走る。
資本主義の枠組みで生きている以上、小市民は、なんらかの商売と関わっていなければならない。逃れられない宿命みたいなもの。ビジネスは成功させなくっちゃならない。それはビジネスオーナーの責任。雇われ人は、小さく生きるしかないのかなあ。自分でなにか商売を起こせば、良いのかなあ。
←もしも、この記事がお気に召しましたら、
←愛の1クリックをお願いいたします〜♪
« ゴルフ2と南大沢から野猿街道を走る | ワーゲンを見たよ トップへ | ワーゲンと高尾山とユダヤ人 ドイツ車を愛すること »
